「英語×会計」は最強ビジネスマンではないけど市場価値は高い話

こんにちは。

かつて、ビジネスマンの3種の神器は「英語、IT、ファイナンス」といわれていましたよね。会計とファイナンスは密接な関係があるので、「英語×会計」のかけあわせればビジネススキルとしては一級品といえるのかもしれません。

私自身も7年金融機関につとめ、海外駐在経験もあるので、「英語×会計」に一応該当する人材と思いますが、結論「最強ではない」です。

今は会社を経営していますが、ぶっちゃけ「営業力」の方が全然大切です。

とはいえ、「英語×会計」は転職市場で価値が高いスキルなことは間違いないです。

なぜ「英語×会計」は最強ではないか

理由は以下の2つです。

  • 「売上を作る」とは別のスキル
  • 外注やテクノロジーで代替可能

「売上を作る」とは別のスキル

たとえば、「英語×会計」ができなくても、会社は潰れません

ただ、売上がないと会社は潰れます。「英語×会計」ができれば売上をあげることができるかと言えば、かならずしもそうではないです。

売上を上げるためには「営業力」が必要です。

そのため、ビジネスマンにとっては「営業力」の方が大事だといえます。

外注やテクノロジーで代替可能

将来的に英語は自動翻訳に置き換わる可能性もある

たとえば、翻訳会社や通訳に外注可能です。

さらに、Googleの翻訳結果をみてもわかりますが、音声認識や自然言語処理の技術はかなりのスピードであがっています。将来的には翻訳会社や通訳なしにすべて自動翻訳される時代がくると思います。

会計もテクノロジーに代替されやすい領域

たとえば、税理士に決算処理を外注することも可能です。

請求書や領収書を回収して税理士に送ってしまえば終了です。

なので、業務の多くが「事務処理」です。そのため、これも将来的にテクノロジーが代替しやすい領域ですね。

実際、会計ソフト「freee」を使っていても、勘定科目の予測などの精度はかなり高いです。自分で仕訳しなくても半自動で記帳してくれます。

自分が思う最強ビジネスマン

以下が「英語×会計」よりも重要なスキルだと思います。

  • クライアントを持っている(ひとりで売上を作れる)
  • 迅速な意思決定ができる

クライアントをもっている(ひとりで売上を作れる)

前述の「営業力」です。

会社を維持・成長させていくには、売上の源泉である「クライアント」が必要です。そのクライアントを開拓してクロージングまでできるスキルがもっとも大切です。

迅速な意思決定ができる

たとえば、大企業に勤めていると、自分で意思決定をする機会がほとんどありません。40-50代になってはじめて意思決定をする、という人も多いと思います。

なぜ意思決定が重要かというと、意思決定ができないとビジネスが前に進まないんですよね

ビジネスが前に進まないと売上はたたないし、会社として成長できません。

上記の2つは「英語×会計」を勉強してスキルアップしても身につけられるものではないです。

もし、自分が大学生に戻り、就職活動するのであれば、間違いなく上記2つを身につけられる企業に就職します

「英語×会計」人材の市場価値

とはいえ、「英語×会計」は人材市場で価値が高いと思います。

英語×会計が活かせる業務は海外企業のM&Aあるいは海外子会社決算(IFRS含む)ですね。

以下は、日本企業による海外企業の買収件数の推移です。

2016年2017年2018年
件数635672777
金額10.4兆円7.4兆円19.3兆円

引用:M&A総合研究所「M&A件数の推移とは?国内、海外のM&A件数の推移を解説」

少子高齢化による国内市場の縮小は明らかなので、今後も日本企業は海外企業の買収に積極的になることは間違いないと思います。

そこで活躍するのは、「英語×会計」人材ですね。

そのため、「英語×会計」人材の転職市場での価値は引き続き高いと思います。

以上です。

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